【ニューヨーク=志茂真奈美】 ビル・ゲイツ氏が、ヤフーとABCニュースの共同インタビューの中で、故スティーブ・ジョブズ氏を回想した。
インタビューでは、現在ゲイツ氏が活動の中心としている慈善事業についての詳細が語られた後、ジョブズ氏についても触れられた。

ビル・ゲイツ氏 (image: World Economic Forum via Wikimedia)
ジョブズ氏の死については、「あんなに生き生きした、あんなに大きな変革をもたらした、そして、何と言うか、居て当たり前となっていた存在が、死んでしまったというのは、とても不思議な感じだ。」
「『ああ、私たちは年をとっているんだな』と実感させられた。私に多くの時間が残されている事を願っている。今、進めている慈善事業のためにも。我々が投資開発している薬を完成させるには15年はかかる。マラリア撲滅という目的を達成するために、後2〜30年が、私には必要だ。我々には限られた時間しかない。だから、私は本当に重要な事を選んでやって行かなければ、と改めて感じている」と話し、現在ゲイツ氏がライフ・ワークとして取り組んでいる慈善活動への決意を新たにした。
故ジョブズ死はかつて、「『私は死ぬ』と思い知る事は、私の生涯で最も重要なツールとなり、私が人生で大きな決断を下す際の助けとなってくれている」と語った。ビル・ゲイツ氏も今、この言葉をかみしめているのかも知れない。
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