フロリダで中止の高速鉄道予算、アムトラックなどに振り分け

アセラ・エクスプレス(写真:Adam E. Moreira)

【ニューヨーク=福山万里子】 ラフード米運輸長官は9日、ニューヨークのペンシルベニア駅で会見し、今年初めにフロリダ州が受け入れを拒否していた高速鉄道計画の連邦予算を、米長距離鉄道アムトラック(全米旅客鉄道公社)と、ニューヨーク、カリフォルニア、ミシガンなど15州への振り分けを発表した。

日本は新幹線を売り込むために、前外相がフロリダ州を訪問するなど官民挙げて受注を目指していたが、昨年秋に当選した共和党系の知事が州のコスト負担増を理由に補助金の受け入れを拒否し、断念を余儀なくされていた。

今回の振り分けでは、特に列車本数・利用客の多いボストン~ニューヨーク~ワシントン間を結ぶ北東回廊と呼ばれる区間が、フロリダ州に充てられるはずだった20億ドル強のうち7億9500万ドル(約640億円)を獲得した。

ただし、新幹線のようないわゆる真の「高速鉄道」を新たに導入するのではなく、1)現行の列車の発着時間をより正確する、2)現在最高速度217キロの区間を約260キロまで引き上げる、3)各列車の座席数を増やす、などの改善費として充てられる模様。

アムトラックが運行する高速列車アセラ・エクスプレスは、従来最高速度240キロ出せるはずだが、昨年秋の同社報告書では、「高速運行に耐えうる路線区間に限りがあることや、乗客増で停車駅の数が多いことから、今のところ表定速度100~140キロでの運行が限界」としている。

米運輸省のプレスリリースはこちら

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