「普天間移設現行案は、見直されて当然」 米シンクタンク上級顧問

パトリック・クローニンCNAS上級顧問

【ニューヨーク=福山万里子】 ワシントンにある安保政策シンクタンク「新アメリカ安全保障センター」(CNAS)のパトリック・クローニン上級顧問は12日、前日の米上院軍事委員長らによる米軍普天間飛行場の移設計画見直しの提言について、「私は以前から辺野古案に反対だった」として、「現行案は見直されて当然」との見解を示した。

クローニン氏は、出張先のニューヨークでThe Wall Street Newsの取材に応じた。

クロ―ニン氏インタビューの要旨は以下の通り。

「米議員たちの提案に、今のところ日米両政府はあくまでも現行の合意を実施していく姿勢を保っているが、現実的には辺野古の滑走路をV字型にするかどうかさえ正式合意されていない状態」

「現職のゲーツ国防長官が昨年5月の日米合意に積極的だったため、同長官の在任中は無理かもしれないが、すでに次期長官(レオン・パネッタ現CIA長官)人事も発表されたため、遅くとも来月下旬に予定されている日米外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、新たな見直しが協議されると期待している」

「現行の辺野古移設案が現実的でないという話は、確かに公には議論されてこなかったが、少なくとも昨年秋までオバマ米政権の国家安全保障担当だったジェームズ・ジョーンズ前大統領補佐官は、辺野古移設が困難ということを公言している」

「日本でも有名な元国務副長官(※)も、再三『もっと実現可能な方法を探るべき』と、プライベートで根回ししていたので、今回のレビン上院議員らの提言はここ数週間で新たに浮上した話ではない」

※おそらくリチャード・アーミテージ氏。The Wall Street Newsではアーミテージ氏オフィスに直接問い合わせたが、この件に関しては「コメントは控えたい」ということだった。

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