中国アリババ社とトラブルで 米ヤフー株が続落中 ソフトバンクも

【ニューヨーク=志茂真奈美】 米ヤフー社の株価が下がり続けている。今月9日に18.55だった株価は、10日以降4日連続で下げ続け、今日13日の終値は16.55ドルだった。

米ヤフー社は、Googleや、Facebookの人気に押され本国アメリカでは苦戦している。それでも企業価値をを維持してこられたのは、ひとえに好業績のヤフー・ジャパンと中国アリババ社の一部をそれぞれ所有してきたゆえ、だ。

中国のアリババ社はオンライン商取引を扱う大手ウェブサイト「アリババ・ドット・コム」を運営、そのシェアの40%を米ヤフー社、30%を日本のソフトバンク社が保有している。アリババ社は、個人消費者向けの小売りサイト「淘宝(タオバウ)」とオンライン決済会社「アリペイ(AliPay)」も運営していたが、去年8月、アリババ社のCEO馬雲氏が、自らが経営する中国ベースの全くの別会社にアリペイの事業の大部分を無償で移動させていた。

この事実は今週になって、米ヤフー社の事業報告書により明らかになった。ヤフー社は報告書の中で、この事業の移動はアリババ社の独断で行われた行為で、ヤフー社は今年の3月になるまで、この事実を把握していなかったとしている。しかし一方のアリババ社は、事業の移動は2009年のボードミーティングで報告していたはず、とする声明を出した。真っ向から食い違う両社の主張、一体どちらが真実なのか?

そして株式市場の反応である。アリババ社からアリペイ事業が失われると、アリババ社の企業としての価値は下がる。当然、アリババ所有に企業価値の多くを置くヤフーの評価も下がるのである。

そして、気になるのはソフトバンク社だ。ヤフー・ジャパンの筆頭株主でもあるソフトバンク社は、中国株に関して言えば、先日も同社が約3割のシェアを持つSNS「レンレン」がNY市場に上場したもののわずか一週間で公開値割れを起こしている。そして今度はアリババ社の米ヤフー社とのトラブル。中国関連の投資に関してはこのところ何かと御難続きである。ソフトバンク社の日本での株価も13日現在、7日続けて続落中である。

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