【コラム】SNSはホンモノか? レンレン上場にみるIPOバブルの今昔(2)

レンレンとtheGlobe.com
元祖ネットバブルから約10年。進化したSNSが再び人気を集めている。そんな中、中国のFacebookと呼ばれる「レンレン」が先頭を切ってIPOに踏み切った。theGlobe.com の時代とは市場の反応はどう違ったのだろうか。

レンレンとtheGlobe.com の上場を単純に数字で比較してみた。(金額の単位はドル)

theGlobe.com に比較して、レンレンの初日の株価の値上がり率はかなり低い。また、レンレン株の初日一日の取引数は株式数を大幅に上回っており、株は買われても短時間のうちに売却されている様子が伺える。そして、レンレン株は上場後わずか1週間で公開価格を割り込んだ。投資家達はIPOによる瞬間的なな儲けに関心はあるものの、レンレンという企業の長期的成長には大して期待していないようだ。インターネット初期の時代とは異なり、ネット企業の行く末をある程度見越せるようになった結果だろうか。

そして、企業、バンク側もIPOで瞬間的に利益を得たい投資家の熟知している。当たり前だが、「人気のあるうちに高く売る」のだ。Facebook 等の人気でSNSは今、最も注目されている分野の一つ。レンレンの企業価値、時価総額は上場申請にあたり、何と52億ドルに設定された。営業利益770万ドルの企業にしてはかなり高額だ。結果、レンレンはIPOで5億5000ドルを市場から得た。申請書類の不備や会計監査の責任者の辞任など、何かと物議を醸しながらもいち早くIPOに踏み切ったレンレンは、まさに機をとらえたと言えるだろう。

ネットが社会に浸透した今、投資家達も、企業も、ネット・バブルに盲目的な期待はしない。先を読みつつ、うまくゲームに参加している、といったところだろうか?

(3)に続く→ どうなる? LInkedin、Facebook 上場

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