「マイクロソフトは終わった」 シリコンバレー先駆者

【ニューヨーク=福山万里子】 「アントレプレナーの教科書」の著者で、シリコンバレーの先駆者と言われるスティーブ・ブランク氏は20日、米国で人気のビジネスニュースサイト「Business Insider」の独占インタビューで、昨日のリンクトイン上場を「間違いなくバブルだ」と宣言、歓迎する一方で、「マイクロソフトは、すでに生きた屍」と切り捨てた。

スタンフォード大やカリフォルニア大学バークレー校で、ビジネスと研究を繋げるユニークなスタートアップ論を教えるブランク氏は、1970年代から90年代にかけて、自身も半導体やビデオゲームなど8社のスタートアップを立ち上げてきた、まさにシリコンバレーの生き字引。

ネットバブルの再来と騒がれるリンクトインの鳴り物入りIPOは、「1995年8月のネットスケープIPOと、その後4年間のバブルをほうふつさせる」としながらも、「今のベンチャーキャピタルは、当時のバブルを経験しているので、どうすれば本物の利益を得る優良企業を育てられるかわかっている」、という。

「今回のバブル(bubble)は単なる誇張じゃなくて、前回の(バブルがはじけた後の)がれき(rubble)の上に成り立っている」、とも。

ただし、「シリコンバレーを作り上げたのは、単なる頭のいい科学者や起業家だけでなく、莫大な利益を追求し、リスクを顧みない『クレージーな』投資家たちが支えた」、という別の側面の指摘も忘れなかった。

一時の勢いがなくなっているマイクロソフトに関しては、「生きた屍」、「テクノロジービジネス界のお決まりのジョークと化している」、と辛らつだが、「(提携を発表した)ノキアCEOのスティーブン・エロップが、マイクロソフトの新CEOになれば話は別だ」と語っている。同氏によると、マイクロソフトの停滞の原因は、創業者ビル・ゲイツの影響が未だに強すぎることが、刻々と変化する競争社会に対応できないため、という。

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