レンレン前会計監査責任者、不正会計に関与? 

【ニューヨーク=志茂真奈美】 株式上場直前に突然辞任するという騒ぎを起こしていた、中国SNSレンレンの前会計監査委員長デレク・パラスチャク氏をめぐる疑惑が深まっている。同氏がCFO(最高財務責任者)を務める中国のITアウトソーシング会社「ロングトップ・テクノロジー」で不正会計が発覚、同氏はまたもや突然CFOを辞任してしまったのだ。

ロングトップ社の発表によると、同社の会計監査にあたっていた会計事務所 Deloitte Touche Tohmatsu(以下 DTT)が5月22日付で、監査担当から退いた。
その理由としてDTTは
(1)ロングトップ社の銀行口座残高とローン残金に関しての不正発覚
(2)特定のロングトップ経営陣によるDTTの監査進行への意図的な妨害
(3)DTTによる監査報告の阻止(これは違法に当たる)
を、上げているという。
またDTTは、ロントップ社の経営陣はもはや信用に値せず、2010〜11年度の財務には一切関わりを持つつもりはない、としている。

デレク・パラスチャクCFOは、この退任劇のわずか3日前、5月19日付でロングトップ社に対して辞表を送付していた。ロングトップ社は辞表を受理したという。

ロングトップ社の株式は現在、中国、アメリカ両国において、取引が停止されている。23日に予定されていた、四半期の決算報告も無期限で延期された。

パラスチャク氏は、つい先月まで中国最大のSNSレンレンの会計監査委員会の会長を務めていた人物。「ロングトップの疑惑がレンレンのIPOに悪影響を及ぼさないように」との理由で、会長を辞任していた。今のところ、ロングトップ社の不正会計はレンレンとは無関係と見られている。しかし、レンレンも上場申請書類上で「タイポによる」ユーザ数水増しが指摘された事もあった。

一連のネット・バブルの火付け役となったレンレン社。その会計監査の前責任者を取り巻く一連の不正会計疑惑は、株式市場にどう影響するのか。ロングトップ、レンレン両社の今後の動向に、投資家達も大きな関心を寄せている。

レンレン 株式公開に暗雲? (2011/5/3)

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レンレン前会計監査責任者、不正会計に関与?  への1件のフィードバック

  1. ピンバック: レンレン株急落中 ついに9ドルぎりぎり | The Wall Street News

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