「全世界が日本の原発に注目している」 米ビジネススクール教授

【ニューヨーク=福山万里子】 6日付のハフィントンポストに、「日本の原発事故は人災」というオピニオン記事を寄稿した、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールのスチュアート・ダイアモンド教授は8日、The Wall Street Newsの取材にメールで回答し、「今回の記事を今の段階で書いたのは、全世界が日本の原発事故に注目しているから」、「私の(記者時代の)経験が、少しでも今後の見通しに貢献できれば」と語った。

「原発事故は人災」 米ピュリツァー賞受賞のビジネススクール教授 (2011/6/7)

同教授は、1973年から1984年まで、ニューヨーク郊外ロングアイランドの大衆紙ニューズデー記者として、当時60億ドル(約4800億円)の巨額をかけてロングアイランド北部に建設されていたショーハム原発について、詳細に報道。1981年には、ショーハム原発での不正行為を暴くシリーズ記事を発表し、結果として1989年、同原発は廃炉に追い込まれた。1979年のスリーマイル島原発事故も、ニューズデー記者として報道した。

1984年からはニューヨーク・タイムズ紙に移籍。1986年のスペースシャトルチャレンジャー号爆発事故の真相に関する調査報道チームの一員として、ピュリツァー賞を受賞した。同年、チェルノブイリ事故の報道にも携わり、ロシアの同事故調査委員会責任者ワレリー・レガソフ氏から、「事故前にイギリスから再三、放射性物質を封じ込めるシステムや、非常時に必要なバックアップシステムが備わっていないという警告を受けていたのに聞き入れなかった」ことを認め、謝罪する言葉を引き出した。レガソフ氏は、1988年に自殺している。

ダイアモンド教授の最新著書: 「Getting More」(Crown Business、2010年12月28日)

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