ミシェル・バックマン米下院議員、共和党ディベートで出馬表明

【ニューヨーク=福山万里子】 2012年米大統領選で共和党の指名争いに名乗りを上げている7人の候補者は13日、ニューハンプシャー州マンチェスターで開かれた今年2度目のディベート(=テレビ討論会)に参加した。ディベートの模様は、主催したCNNで生中継された。

ディベート開始早々、ミネソタ州選出のミシェル・バックマン下院議員(55)が、「本日、正式に出馬に必要な書類を提出しました」と語り、司会者を驚かせた。支持者向けの正式な出馬宣言は、日を改めて行うとしているが、この日はディベートに合わせてYouTubeビデオも発表した。

今回ディベートに参加した7人の中で唯一の女性であるバックマン氏は、2007年から現職。税金専門の弁護士の資格を持ち、民主党現政権の「大きな政府路線」に反対するティーパーティー運動を支持している。自らも昨年7月下院議員を中心としたティーパーティー・コーカス(幹部会、政党集会)を結成、会長を務めており、「私が大統領に就任したら、オバマ大統領の医療保険制度改革法は早速廃案にする」と宣言した。

2008年大統領選で共和党の副大統領候補として一躍有名になったサラ・ペイリン氏(47)と比較されがちなバックマン氏だが、力強く落ち着いた口調と余裕の物腰で、リビア問題から財政、移民、中絶、同性婚問題など広範囲にわたる議題によどみなく自分の主張を伝える姿で、事実上大統領選の鮮烈なデビューを飾った。

現在、各世論調査でトップを走っているのはミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)だが、今回のディベート終了直後のCNN調査では、ロムニー氏に次ぐ高評価を得、他候補を一歩リードした形となった。

アイオワ州デモインレジスター紙によると、同州でディベートを鑑賞していたティーパーティー関係者の間では、バックマン氏のほか、ロン・ポール下院議員(75)、実業家のハーマン・ケイン氏(65)の発言に拍手が集中していたという。

トラブル続きのニュート・ギングリッチ元下院議長(67)は、移民問題で力強い発言(「嘘をついてまで米国市民権を取るテロリストは許せない」)があった他は、これまで批判された発言の弁明などに終始し、いつもよりはおとなしい印象だった。他に、リック・サントラム元上院議員(52)、ティム・ポレンティー前ミネソタ州知事(50)が参加した。

7人には、会場や中継、ツイッターなどで次々と有権者から質問が繰り出されたが、「打倒オバマ大統領」という共通したテーマがあるからか、予備選にありがちな互いの足の引っ張り合いはほとんど見られなかった。

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