米アメックスとAOL、クーポン市場本格参入でグルーポンに対抗

【ニューヨーク=福山万里子】 米インターネットサービスのAOLと、クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(アメックス)という、2大ビッグネーム企業が提携して、グルーポンが開拓してきた割引クーポン市場に本格参入することがわかった。アメックス(本社ニューヨーク)が12日、発表した。

アメックスのプレスリリースによると、同社はAOL(本社ニューヨーク)が2009年から全米展開を進めてきた地元情報サイトPatch(パッチ)と戦略的パートナーシップを結び、Serve(サーヴ)という同社の次世代デジタル商取引プラットフォームを導入する。

Patchは現在、全米20以上の州と首都ワシントンDCで、800以上の地元情報サイトを展開中。提携している小売店や飲食店の数は、計85万件という。インターネットでPatchを訪れる地元の消費者に、今年秋からServeアカウントへのアクセスを提供する予定。

Serveはアメックスが開発した、オンライン、携帯電話、店舗などでの利用を1つのアカウントに集約したカードサービスで、オンライン上での個人間の支払いやインターネットでの支払いにも利用できるという。利用者に専用カードを発行することで、クーポン券を毎回印刷して店に持ち込まなくても、カード提示だけで特定の割引情報が適用されるというシステムだ。

今年5月のPatchのビジター数は920万人で、前月比33%伸びているという。

一方、今月IPO(新規株式公開)を申請したばかりのグルーポン(本社シカゴ)は、全米8300万人が利用しているとされ、PayPalに対抗して電子取引市場に参入したがっていたアメックスが、AOLとの提携でどこまで消費者の心をつかめるかが注目される。

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