米共和党ハンツマン候補、支援者たちの意外な顔ぶれ

ハンツマン氏の資金集めディナーを主催したレディ・リン・フォレスター・ド・ロスチャイルドさん(22日、FOXニュース)

【ニューヨーク=福山万里子】 つい2カ月前まで、民主党オバマ政権の駐中国米大使を務めていたジョン・ハンツマン・ジュニア氏(51)が21日、正式に共和党から来年の米大統領選へ向けて立候補したが、実は同候補の背後には、超党派の意外な支援者たちが集まっている。

財閥ロスチャイルド家の一員と結婚している、レディ・リン・フォレスター・ド・ロスチャイルドさんがその一人。2008年の大統領選では、当時ヒラリー・クリントン候補(現国務長官)の支持者の一部が、民主党の指名争いでオバマ現大統領に軍配が上がったことに嫌気がさし、共和党のマケイン候補の支持に回った。ロスチャイルドさんもその一人で、メンバーだった民主党全国委員会まで辞めてオバマ批判の急先鋒となったことで有名だ。

21日に自由の女神像を背景に出馬宣言をしたハンツマン氏は、この夜ロスチャイルドさん主催の資金集めディナーで、120万ドル(約9600万ドル)の献金を集めたと、ニューヨークタイムズ紙などが報じている。出席者の中には、ナイキのフィル・ナイト会長の名前もあったという。

22日、米FOXニュースに出演したロスチャイルドさんは、「今のアメリカ人有権者が最も気にしているのは、経済問題」と言い切り、「(民主党政権で働いた)ハンツマン候補なら、党派の違いを超えて国をまとめていく良い指導者になる」と太鼓判を押した。

ハンツマン候補は、2005年から4年間ユタ州知事を務め、ブッシュ前政権では通商代表部(USTR)の次席代表だった。しかし、全米レベルでは知名度が低く、大統領選立候補のために大使を辞任したことについて、ホワイトハウスや民主党の関係者からは、「見境がない」と眉をひそめられている。

今月3日付のウォールストリートジャーナル紙によると、2008年にクリントン支持だったモルガン・スタンレーのジョン・マック会長(2004年はブッシュ支持)も、今回はハンツマン候補の支持に回っているという。知名度は低くても、献金集めに関しては今のところ問題はなさそう。

「米国人の22%、モルモン教徒には投票しない」 ギャラップ調査 (2011/6/20)

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米共和党ハンツマン候補、支援者たちの意外な顔ぶれ への1件のフィードバック

  1. ピンバック: オバマ大統領、一晩で2億円の献金集め NYウォール街関係者から | The Wall Street News

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