「結婚するならNYで」 市観光局、同性婚合法化で一大キャンペーン

Image: NYC & Co./ © Adam Zeliger

【ニューヨーク=福山万里子】 米ニューヨーク州で24日、同性同士の結婚を認める州法が成立したことを受け、早くもニューヨーク市観光当局が動き出した。「NYC I Do」(”I do.”は結婚式での誓いの言葉)と銘打ったキャンペーンでは、市内ホテルでの結婚式プランなどを紹介。他州や外国からの同性カップルにアピールするほか、結婚式やパーティーの招待客による商業効果を期待している。

「映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリーみたいな、ニューヨーク市立図書館での結婚式はいかが?」

「自由の女神を背景に、豪華なヨットで船長さんに式を挙げてもらえます」

さすが観光都市だけあって、ウェブサイトでお勧めする結婚式会場は30。珍しいところでは、チェルシー地区にある元チョコレート工場、ソーホーにある巨大な写真スタジオ、ブルックリン植物園、野球ファンにはヤンキースタジアム、サリンジャーのファンなら自然史博物館、という場所を挙げている。

キャンペーンに参加している市内ホテルは、現在のところ12軒(ホテルのリストはこちら)。「今後も増える予定」(ニューヨーク市観光局広報)という。

一泊3500ドル(28万円)のスイートで、シェフ特製ウエディングケーキ、セントラルパークでのピクニックつきプランを提供するのは、高級ホテル「ザ・ピエール」。ほとんどのプランは今年の年末までだが、ミッドタウンの「ル・パーカー・メリディアン」では、結婚式・カクテルレセプション・ディナー込みで2万5000ドル(約200万円、想定客数100人)という特別価格を、2013年まで2年間も続けるという。

正式に結婚許可証を取得できるのは7月24日以降。同日から年末まで結婚式やレセプションのプランを出しているタイムズスクエアの「ウエスティン・ニューヨーク」では、「すでに数件問い合わせが入っている」(ウエスティン広報)という。

ニューヨーク市では1969年、警察の度重なる同性愛者への嫌がらせに反抗し大きな暴動が起きた。ブルームバーグ市長も、同性婚法案を以前から支持していた。2007年に同市が行った調査によると、今後3年間で同性愛者が結婚式を挙げることで、1億4200万ドル(約114億円)の経済効果が見込まれるという。同調査では、5万6000組の同性愛者が同州で結婚するとしている。

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「結婚するならNYで」 市観光局、同性婚合法化で一大キャンペーン への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 本格「ゲイ・ホテル」がニューヨークで開業へ | The Wall Street News

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