レンレン尻目に 中国「お見合いサイト」株が好調

レンレン、ロングトップといった中国企業が低迷するNYの株式市場で、好調な中国系企業がある。

世紀佳縁 =チャーユアン・ドットコム (Jiayuan.com)

レンレン上場から一週間後の今年5月11日に、ナスダック市場に上場した中国の「お見合いサイト」だ。時価総額3億5000万ドル(=約283億 円)と見積もられ、一株11ドルで株式を新規公開した。

レンレンの影であまり注目されていなかったチャーユアン株だが、徐々に値を上げ、公開2週間後には最高値15.80ドルを記録。が、ロングトップ、アリババ等、中国企業のスキャンダル続出で、6月20日には9.12ドルまで値を下げ、レンレンと同じように、このまま低迷を続けるかのように見られた。ところがその後、見事に公開価格の11ドルを回復したのだ。

チャーユアンが好調なのは何故か?

ひとりっ子政策を実施し、高齢者への社会保障がない中国。18〜30歳の結婚適齢期人口が約2億2000万人いるといわれ、配偶者探しは、一家を挙げての一大事だ。男子が大事にされるあまりに女性の数が圧倒的に不足している中、オンラインのお見合いサービスは、出会いのチャンスを増やす便利なツールとして注目を浴び、年30%の急成長を遂げている。(米国では3%の成長率)

チャーユアンはその成長分野で、77%のシェアを誇る。現在、登録ユーザ数は4000万人、うち470万人がアクティブ・ユーザ。100万人は、有料のプレミアム・サービスを利用している。売り上げは、2009年度の1000万ドルに対し、2011年度は5000万ドル(=約40億円)以上、営業利益3〜400万ドル(=約2.4〜3.2億円)を見込んでいる。多くのネット企業が、黒字転換を待たずにIPOに踏み切る中で、チャーユアンは2009年には既に、黒字を計上している。

ちなみに、チャーユアン創設者のヘイヤン・ゴン女史は、大学生時代に「自らの出会いを求めて」サイトを立ち上げたという。 その甲斐あって、女史はサイトを通じて現在の夫を出会い、2004年に結婚している。

深刻な嫁不足に悩む中国の若者にとっては、SNSで友達作りに励むより、より現実的な出会いが必要なのかも知れない。

(志茂真奈美)

レンレン株急落中 ついに9ドルぎりぎり (6/9/2011)

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