アップル、特許侵害訴訟合戦中に主任弁護士退任へ

【ニューヨーク=福山万里子】 米グーグルが開発したアンドロイド(Android)搭載のスマートフォン及びタブレットメーカーと、次々に訴訟合戦を繰り広げる米アップルの主任顧問弁護士が、来月にも退社することが分かった。ロイター通信が12日、関係筋の話として伝えた。

特許問題を専門とするリチャード(チップ)・ラットン・ジュニア氏は、コロンビア大で法学士号を取得し、旧サン・マイクロシステムズを経てアップルへ入社。1980年代から数多くの特許訴訟戦争をかいくぐってきたアップルは、米特許商標庁(USPTO)のウェブ検索によると、今年6月から現在までだけでも20件以上の訴訟を抱えている。2008年から、グーグルがアンドロイドで本格的にモバイル市場に進出(OSの発表は2007年)して以来、訴訟の数は増える一方だ。

昨年3月には、アップルの人気商品iPhoneとの酷似性をめぐり、かねてからアンドロイド搭載機種で成功してきた台湾のHTCを相手取って、米国際貿易委員会(USITC)に訴えを起こしたアップル。今月11日にも、再びHTCのスマートフォンとタブレットの米輸入禁止を求めて、同委員会に同様の訴えを起こしている。

一方、韓国のサムスン電子とは、今年に入って互いに起こした訴訟合戦が過熱している。アンドロイドは2011年現在、スマートフォン用のOSで世界一のシェアを誇っている。

ラットン氏の退社の理由は、今のところ不明。今年6月までヒューレット・パッカードの特許弁護士だったBJ・ワトラス氏が、米SNSリンクトイン上で「アップル社主任IP(知的財産権)弁護士兼副社長」と公表しており、今後アップルではワトラス氏を中心に特許訴訟を進めていくことが予測されている。

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