タイガー・ウッズ 日本CM出演は人気凋落の証?

タイガー・ウッズ(2007年) (Image: Wikimedia Commons)

日本でバンテリンコーワのCMに出演中のタイガー・ウッズ。CMでは爽やかな笑顔を振りまいているタイガーだが、実は米国では、「都落ち」と冷ややかな視線を浴びているようだ。

経済ニュースサイト、CNN Moneyは、「タイガー・ウッズ 金欠に?」と第した記事を掲載。米の人気コメディードラマシリーズ「アントラージュ オレ達のハリウッド」で、主人公の俳優が、金に困って中国の栄養ドリンク剤のCMに出演するエピソードを引用し、タイガーの日本CM出演はまさに同じパターンだと揶揄している。

タイガー・ウッズが以前に日本企業とCM契約を結んだのは、1997年まで遡る。コーヒー飲料の広告への出演だったが、この時タイガーはまだ若手の新人で、大スターではなかった。しかし、その後の活躍は言うまでもない。一気にスターダムにのし上がったタイガーの経済価値は急上昇、2000年にはナイキと5年、1億500万ドルものCM契約を結び、以後、ゲータレードやジレット等、数々の米国大企業の顔として君臨してきた。各社との契約料は、期間にもよるが、数千万ドルから数億ドルが相場とされていた。

ところが、2009年、不倫騒動が勃発。翌2010年に離婚。タイガーを起用していた各企業は、あわせて50〜120億ドルとも言われる損失を受けた。結果、AT&Tやジレット社はタイガーとの契約を解除。また、ナイキのように解除に至らないまでも、契約料を大幅に引き下げるところも相次いだ。現時点でタイガーに残された大口の契約は、ナイキ、コーワとビデオゲーム・メーカー、エレクロニック・アーツ(EA)の3社だけだ。

CNN Moneyは掲載記事の中で、タイガーのバンテリンコーワの広告出演料は、推定3〜400万ドル(=約2億4000万〜3億2000万円)と業界関係者のコメントを紹介、タイガーがこの安い契約料に同意したのは、藁にも縋る思いがあるのでは、と推測している。ゴルフクラブをスイングし、「ゴー!バンテリン」と言うだけで数億円なのだから、決して悪くはない金額だが、過去の栄光には遠く及ばない事も事実だ。

記事ではその他、タイガーが、離婚の慰謝料や不動産の購入で多額の負債を負っている可能性も示唆。タイガーの財政難は「もはや公然の秘密」だとした上で、「タイガーが財政を立て直すには、地道にゴルフをプレーしていく他ないだろう」と締めくくっている。

(志茂真奈美)

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