グルーポン 中国で大苦戦か? 数百人の職員を解雇

【ニューヨーク=志茂真奈美】 共同購入型クーポンサイト「グルーポン(Groupon)」の中国ジョイント・ベンチャー「ガオボン(高朋 =英語表記はGaoPeng)」が、複数のオフィスを閉鎖、職員を大量解雇している。

ウォールストリート・ジャーナル紙が、職員らの証言として報じたところによると、グルーポンが中国の現地企業と共同で経営する、グルーポン中国版「ガオボン」は、複数の都市で合計10カ所以上のオフィスをすでに閉鎖、約400人の職員を解雇したという。河北省唐山市のオフィスでは、先週金曜日、職員が昼食のための休憩から戻るといきなり閉鎖を知らされ、オフィスから閉め出された、と同紙は伝えている。

ガオボンは、グルーポンが中国進出策としてテンセント・ホールディングス、ユンフェン・キャピタルと共同で今年1月に設立したジョイント・ベンチャー。基本的にはグルーポンと同様の仕組みで運営されている。グルーポンは現在までに860万ドル(=約6億6000万円)を出資、ガオボン社の40%を所有している。

しかし中国には同様のサービスを提供するサイトが乱立。5000以上はあるのではないかと言われる同種のサイトの中で、グルーポンの苦戦は、設立直後から度々噂されてきた。

グルーポンとガオボンでは、今回のオフィス閉鎖、解雇は「単に経営方針の変更で、中国から手を引く気はない」、「今後は市場が『より発展している』大都市に焦点を絞る」と話している。

本家の米国グルーポンは、来月にも株式を新規公開、7億5000万ドル(=約576億円)の資金調達をめざすと言われている。中国での売上げは同社総売上の1%にも満たないらしいが、この解雇騒動が、IPOに向けてのプラス材料にならない事は確かだろう。

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