「ぜひ日本を驚かせて欲しい」 野田新首相へ米紙

【ニューヨーク=福山万里子】 米紙ニューヨークタイムスは5日、「日本の最新の首相」というタイトルの社説で、先週就任したばかりの野田佳彦新首相について、「強くてクリエーティブなリーダーシップで自国を驚かせることを望む」と期待を寄せた。

しかし、日本の現状については、「2年前に日本の民主党政権が誕生した当時のような、改革へ向けた輝かしい約束はほとんど残っていない」と、冒頭から痛烈に批判。すでに同党から3人目の首相となった野田氏については、「(民主)党の政治家が選んだ人物であり、国民が選んだわけではない」と説明している。

ワシントンの米政府との関係は良好に保ちたい、という野田氏の意向は歓迎しながらも、自らを「どじょう」に例えるような地味なリーダーシップでは、沖縄の普天間基地移設問題という「きわめて不人気な懸案事項への支持を取り付けるのは困難だろう」、とも指摘。

きわめつけは、「何よりも悪いことに、(野田氏は)日本経済の慢性的な問題に対し、何一つ力強い解決策を打ち出していないことだ」と、タイトルの持ちあげぶりは、裏を返せば「日本経済の立て直しを最優先して欲しい」という期待を込めているのだろう。

債務削減へ向けた野田氏の増税の意向に対しては、「景気が持ち直してからにするべき」とけん制し、「当面の最優先課題は、国内経済の再生と復興であるはず」と促している。

今月下旬には、ニューヨークで開かれる国連総会へ出席し、首相としての外交デビューを控えている野田氏。「ワシントン(の米政府関係者)は、日本の『回転扉』首相たちを相手にすることにうんざりしている」とはいえ、単なる儀礼訪問に終わらせず、「オバマ大統領は、野田氏をホワイトハウスに招待するべき」と提案している。

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