ニューヨーク市で40人以上が銃で死傷 米三連休中

【ニューヨーク=福山万里子】 夏の終わりを告げる米レイバーデー(労働の日)の三連休中、ニューヨーク市内では銃の発砲事件によって少なくとも9人が死亡、40人以上が負傷した。「血の祝祭日」となってしまった同市では4日、ブルームバーグ市長が会見を行い、連邦政府による銃規制の更なる強化を呼びかけた。

アメリカで夏休み最後の連休として知られるレイバーデーの祝日は、毎年家族や親しい友人たちとバーベキューなどをして過ごす人が多い。5日未明、ニューヨーク市ブルックリンのイースト・フラットブッシュ地区で、胸部を撃たれて死亡した18歳の少年も、家族と共にバーベキューを楽しんだ後だった。

ブロンクス地区では4日午前、11歳の少年と13歳、14歳の少女を含む8人が負傷。近所の住人が集まってパーティーをしていたところに、17歳の少年が突然乱射したという。この少年はまだ捕まっていない。

発砲事件が起きたのは、ブルックリンやブロンクスの他、クイーンズなど、マンハッタン周辺の中・低所得者層が住む地域。これらの地域では、毎年夏になると散発的に発砲事件は起きるものの、近年は地元メディアでさえほとんど報じていなかった。

ニューヨーク市警によると、今回の連休中に起きた少なくとも27件の発砲事件は全て、組織的な関連性はないという。容疑者及び犯人は、10代の若者が大半とされているが、5日22時現在(米国東部時間)まだ誰も捕まっていない。

地元メディアの一部は、レイバーデーの祝日だった5日にブルックリンで行われた「西インド諸島の日」のパレードとの関連性を指摘。ニューヨーク市警のトップ、ケリー警察委員長も、「過去に同パレードに関連する発砲事件はあった」としているが、詳しい関係性はわかっていない。

ブルックリンのイースト・フラットブッシュ地区は、ジャマイカ出身のレゲエミュージシャンにちなんだ「ボブ・マーリー大通り」があり、近年ハイチ、ジャマイカ、パナマなどの西インド諸島出身の移民が多く移り住んでいることで有名。

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