米メジャーリーグ、ファン激減の12チームに日本人選手のあの球団も

※元シアトル・マリナーズ、ケン・グリフィー・ジュニア選手についての記述に誤りがありましたので、訂正しました(米国東部時間9月18日14時38分)。

【ニューヨーク=福山万里子】 今月からアメリカン・フットボールのNFLが開幕し、スポーツの秋もいよいよ本番の米国。NFLの他、MLB(野球)、MBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)の「北米4大プロスポーツ」は、その時々の各チームの成績によって観客動員数が如実に増減する、まさに人気商売だ。

2006年のイチロー・石井一久対決 シアトル・セーフコ球場 (Image: Wikimedia Commons)


米ビジネスニュースサイト24/7 Wall St.は14日、スポーツ専門チャンネルESPNから入手したデータをもとに2001年から2010年までの観客動員数を比較し、同数が2割以上落ち込んだ「ファン激減中の12メジャーリーグスポーツチーム」を発表。気になるワースト1位は、福留孝介選手が所属するMLBのクリーブランド・インディアンスだった。

1994年に新球場へ移転し、2001年までは全ホーム試合売り切れのMLB記録を打ち立てるなど、黄金期を謳歌したインディアンスだが、過去10年の観客動員数の下げ幅はなんと56%以上。昨年は、シーズン開始後2度目のホーム試合に訪れたファン数が、たったの9853人と、MLB史上最も少ない記録を出してしまった。

ワースト2位は、上原浩治投手(現在はテキサス・レンジャーズ所属)が所属していたこともあるボルチモア・オリオールズ。伝説のカル・リプケン選手が現役だった90年代が幻だったかのように、1997年以降一度もプレーオフに進出していないことが響いているようだ。2001年は300万人以上だった観客動員数も、今では174万人にまで落ち込んでいる。

そしてワースト3位は、イチロー選手の所属するシアトル・マリナーズ。イチロー選手が入団当時の2001年は爆発的な盛り上がりを見せ、同年のディヴィジョン優勝、オールスターゲームの開催と話題に事欠かなかった。しかし、昨年古巣マリナーズに復帰したケン・グリフィー・ジュニア選手の現役引退やイチロー選手の不振で、2001年にはMLB史上最多の年間350万人を動員した同チームも、2010年には200万人までに減っている。

観客動員数が落ち込んでいる米国の12メジャースポーツチームは以下の通り。

1.クリーブランド・インディアンス (MLB)
2.ボルチモア・オリオールズ (MLB)
3.シアトル・マリナーズ (MLB)
4.ピッツバーグ・パイレーツ (MLB)
5.オークランド・アスレチックス (MLB)
6.デトロイト・ライオンズ (NFL)
7.アリゾナ・ダイヤモンドバックス (MLB)
8.フィラデルフィア・セブンティシクサーズ (NBA)
9.タンパベイ・バッカニアーズ (NFL)
10.インディアナ・ペイサーズ (NBA)
11.コロンバス・ブルージャケッツ (NHL)
12.オークランド・レイダース (NFL)

ワースト7位までを見る限り、野球人気の陰りが顕著に見えるが、そうではない。ロサンゼルス・ドジャースやミネソタ・ツインズは50%以上動員数を伸ばしているし、フィラデルフィア・フィリーズも人気が高い。

また、4大スポーツ全体の観客動員数は、景気に左右されることなく2001年から2010年までほぼ横ばいである。この10年で最もファン数を増やしたのはNHLで、逆に伸び悩んでいるのはNFLだという。NHLは、10月から本格的にシーズン開幕する。

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