米国タブレット戦争が加熱! B&Nが「Nook Tablet」発売へ

【ニューヨーク=志茂真奈美】 米大手書店、Barnes & Noble(バーンズ・アンド・ノーブル) 以下 B&N)が、独自の電子書籍リーダー「Nook(ヌック)」に新たにタブレットPC機能を兼ね備えた新製品「Nook Tablet(ヌック・タブレット)」を発表した。

B&N の新タブレット「Nook Tablet 」(クリックで拡大) (Image: Barnes & Noble)

Nook Tablet のスクリーンサイズは7インチ、重さは約400グラムで、メモリは16GB。WiFi 経由でインターネットに接続でき、全米各地にあるB&N店舗では、無料WiFiを利用可能。カメラ機能はついていない。

あわせて250万タイトル以上のB&Nライブラリから書籍、雑誌、コミックをダウンロードできるのはもちろん、パンドラやNetflix から音楽、ビデオのストリーミングも楽しむ事ができる。

価格は、アマゾンのKindle Fire より50ドル高い249ドル(=約1万9430円)。発売予定は11月18日と、Kindle Fire発売日のわずか3日後だ。

このNook Tablet、製品としては Kindle Fire にとても近いが、価格は高めと来ている。B&N は勝算があると見ているのだろうか?

同社CEOのウィリアム・リンチ氏は7日、米ネットワークCNBCの番組「Power Lunch(パワー・ランチ)」に出演。アマゾンとの競合について以下のように語った。

CNBCに出演した ウィリアム・リンチCEO (Image:Screenshot)

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あちらのタブレット(Kindle Fire)の方が、より優れた機器である事は間違いない。しかし、Nookとは違った戦略だ。アマゾンにとってKindleは、自動販売機のようなもの。故にアマゾンは、消費者をアマゾン自身が提供するサービスの中にのみ閉じ込めようとする。

アマゾンは素晴らしく成功している企業だ。しかし今のところ、異なったタイプのメディアを網羅し、ひとつに凝縮するというサービス分野において、成功してしている企業は現れていない。

我々は、電子書籍リーダーというプラットフォームの中に、雑誌や子供向けの絵本、他のメディアも取り入れて来た。3000万のユーザを持つ(ビデオ・ストリーミングの)Netflix 、(ソーシャルメディアの)Google+と、最も密に提携しているタブレットPCはNook だ。

消費者が、全てをアマゾンから調達したいのなら、その消費者にとっての選択はKindle だろう。しかし、(より多くの)選択をしたいと望むなら、私はNookがベストだと思う。

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B&Nでは、全米各地に店舗を構えている事も強みだと主張する。Nookの本体に何か不具合等が生じた場合、最寄りの店舗に駆け込めば、その場でサービスを受ける事ができるのは、アマゾン Kindle との大きな違いである。

いずれにせよ、米国内における「タブレット戦争」は、クリスマス商戦を控え、ますます加熱の勢いを見せている。

サムスン Galaxy Tab7.0Plus 11月13日発売 (2011年10月22日)
Kindle Fire 199ドル! その全貌が明らかに (2011年9月28日)

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