ジョークのつもりが… ツイート内容が原因で米国入国拒否

【ニューヨーク=志茂真奈美】 ジョークのつもりでツイートした内容が、テロを示唆する物だとして、米入国管理局が20代の英国人カップルの身柄を拘束し、長時間に及ぶ尋問の上、強制送還していた事がわかった。

悲劇(?)の舞台となったロサンゼルス国際空港 (Image: Wikimedia)

英紙ザ・サンによると、強制送還されたのは26歳と24歳の英国人、リー・ヴァン・ブライアンさんとエミリー・バンティングさん。二人は今月末の長期休暇を、米ロサンゼルスで過ごそうと計画。その際、ツイッター上でふざけてつぶやいた内容が、問題視される事となってしまった。

ブライアンさんは友人達にあてたツイートの中で「ハリウッド人をイヤな目にあわせてやる」、「マリリン・モンローを(墓から)掘り出して見せる」、「アメリカを破壊する」等と発言していた。そしてこの情報をキャッチした米国入国管理局は、ロサンゼルス国際空港に到着したブライアンさんと連れのバンディングさんの身柄を拘束してしまったのだ。

二人は、メキシコ人麻薬密犯らともに12時間もの間拘置され、厳しい取り調べと受けた。ブライアンさんが「『破壊する』というのは英国のスラングで『バカ騒ぎする』という意味」だと説明しても、聞き入れられなかったという。

ちなみに、取り調べで最も問題視されたのは以下のツイートだという。

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free this week for a quick gossip/prep before I go and destroy America?
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訳すと「オレがアメリカを破壊しに行く前に、今週ちょっと話す時間ある?」といったところだろうか。正直、テロリストの攻撃予告とは考えにくい。

二人は結局、英国に強制送還され、バカンスは散々なものとなった。ブライアンさんは「今は、笑って話せるけれど、取り調べを受けていた時は、本当にこわかったよ」と話している。

米国土安全保障省は、この件についてのコメントを拒否している。

9.11テロ以降、米国への入国審査が厳しくなったのは周知の事実だが、一般の観光客のツイート内容までがチェックされているというのは驚きだ。米国に渡航予定があるならば、たとえ軽いノリでも、危険視される可能性のある表現は避けた方が無難かも知れない。

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