理想は東京サイズ? NYアパート改革へ

アメリカの住宅と言えば、「広い」「ゆったり」という印象があるが、大都会ニューヨークでは事情が異なる。「狭い」「高い」「そもそも物件がない」。深刻な住宅事情に悩むニューヨーク市民のために今、「東京サイズ」のワンルーム・アパートの建設が検討されている。米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた

ニューヨーク市内では、二人以下の世帯が180万以上もある一方で、ワンルーム、もしくは1LDKのアパートの数その半分程度。結果、慢性的に住居が不足し、家賃が高騰するという悪循環に陥っている。スタジオ・アパートメントと呼ばれるワンルームの物件でも、立地、設備によっては家賃がひと月8000ドルする場合も。このため、若年層はルームシェアを余儀なくされ、一部屋に定員以上の住人が違法に住みつくケースが後を立たない。

この現状を打開しようと動き出したのは、マイケル・ブルームバーグNY市長。今週、小さいサイズのワンルームを大量に建設する計画がある事を発表した。

ニューヨーク市では現行の法のもとでは、400平方フィート(=約37平方メートル)以下の面積の住居は認められていない。しかし市長の提案では、275〜300平方フィート(同25~28平方メートル)程度までサイズを落とす事を認める方向だ。

手始めに、市の所有である土地にテスト・ケースとしてワンルーム・アパートを建設する予定で、建築デザインをコンペ形式で公募する。

大富豪としても知られ、現在は10軒の家を所有するブルームバーグ市長も、1960年代に初めてニューヨークに移り住んだ時は、600平方フィート(同55平方メートル)のワンルーム住まいだった。市長は今回の計画について「自分が若い頃にもこんな小さなアパートがあれば良かったのに。(当時は)お金がなかったからね。」と話している。

(志茂真奈美)

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